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スマホ教室

大学生と高齢者がいつでも繋がれるスマホ教室とは?

小樽市が地域福祉計画策定時に実施したタウンミーティングでは、若者を町会活動に呼び込みたい高齢者(主に町会役員)と、町会活動に参加するための情報が欲しい若者の間にあるデジタルデバイドが、町会活動の衰退を招いている一因であると判断した。そこで、デジタルデバイド解消を目的として、スマホ教室が2021年小樽市ふるさとまちづくり協働事業に採択されて活動を開始した。携帯ショップが実施するスマホ教室とは異なり、町会が主催であることや営業目的ではない大学生が講師になることで、勧誘される心配がなく安心して参加できると、多くの住民から好評をいただいている。さらに、このスマホ教室は、単に操作を教えるのではなく、町会ごとのLINEグループを立ち上げて、大学生と町会や住民の交流を促進し、親密な関係性を構築するも目的としている。スマホ教室で習ったことを忘れても、不審なメッセージが届いたりしても、LINEグループに問い合わせることで、それを見た大学生がすぐにアドバイスをする仕組みだ。何回かスマホ教室を開催するに連れて、お互いが顔見知りとなり信頼関係が生まれ、町会からは課題解決の相談や、学生からは町会を活性化するイベントの提案がなされ、そのいくつかが、地域いきいきプロジェクトで実現している。

Power in Numbers

2021

開始年

41

実施回数

557

延べ参加者数

Project Gallery

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